友人に配って集めたヒミツの手帳(平成のアルバム)
プロフィル帳

2019/1/19 6:30
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プロフィル帳は今も販売されている

プロフィル帳は今も販売されている

「プロフィル帳、書いてくれない?」。小中学生時代、勇気を出して異性に手渡した、もしくは手渡された人も多いはず。1990年代から2000年代初頭、女子小中学生らの間で流行したプロフィル帳は、好きな物や趣味、将来の夢などを記入する質問シートを友人に渡して書いてもらい、バインダーでとじたファイルだ。シール付き、カギ付きなど様々な種類が登場し、多くのシートを集めるため、子供たちの間で盛んに交換された。

小学生のころ、シートをもらいすぎて書くのに苦労したという女性(25)は「仲の良い子に渡すというより、顔見知り程度の子に配って仲良くなるきっかけにしていた。『多く集めた方が人気者』という位置づけで必死に集めた」と懐かしがる。

プロフィル帳は今も存在しているのだろうか。都内の大型雑貨店に足を運んだが、専用コーナーは見当たらない。店員に尋ねると「コーナーはないが、在庫がある」と奥から3種類を出してくれた。

プロフィル帳の生産を続けるファンシー文具メーカー、マインドウェイブ(大阪市)の担当者は「毎年新しい柄を8柄作製し、約2万冊販売している」と話す。ブーム当時は年間24柄、10万冊を販売しており、売り上げはピーク時の5分の1に減った。

「今の小中学生は携帯電話を持っていて、インターネットでの交流が中心なのでは」と担当者。プロフィル欄にSNS(交流サイト)のIDを書く場所を設けたり、街頭アンケートを実施して人気の柄を増やしたりと工夫を凝らしているという。

利用者から要望が多いのは「恋愛質問コーナーを増やしてほしい」との声。「恋人の条件は優しさ? 面白さ?」「子供は何人ほしい?」「付けたい名前は?」とかなり具体的。女子が恋愛の話で盛り上がるのは今も昔も変わらないようだ。

プロフィル帳 質問シートには氏名、年齢、住所、携帯番号などを書き込むプロフィル欄や「クラスで面白い人は?」「オシャレな人は?」といった連想ゲーム欄、自分で考えたランキングを記入できる欄などがある。現在は小学3、4年生の女子児童がメインターゲットで、以前より低年齢化している。

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