2019年2月18日(月)

2期8年の大村県政の是非、争点に 愛知知事選17日告示

政治
中部
2019/1/16 17:38
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任期満了に伴う愛知県知事選が17日、告示される。「オール与党」体制で3選を目指す現職の大村秀章知事(58)に、共産党が推薦する新人で愛知県労働組合総連合議長の榑松(くれまつ)佐一氏(62)が挑む構図。投開票日は2月3日で、2期8年の大村県政の是非が主な争点になる。

大村氏は12の柱からなる公約集で「日本一元気な愛知をつくり、日本の未来をつくる」と訴える。2027年、リニア中央新幹線の開業で生まれる5千万人の巨大な交流圏をにらみ、名古屋駅周辺の再開発や中部国際空港の第2滑走路建設などの大型開発を推進。22年秋には「ジブリパーク」を開業させる計画だ。

9月に開業予定の県国際展示場(常滑市)を核にした国際観光都市づくりも推進。自動車や航空宇宙、ロボット産業の振興に加え、スタートアップ支援にも力を入れる。

榑松氏は「頑張っている人、困っている人を応援する」と訴える。福祉の充実など7項目を重点公約とし、18歳(高校卒業)までの医療費無料化、国民健康保険料の引き下げ、県営住宅の入居者拡大などを掲げる。

産業政策では、優れた中小企業の技術を地域経済の活性化につなげると主張。中部空港の第2滑走路やリニア建設は中止を含めて見直すとする。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致も「認めない」。ジブリパークは「整備費などを示し、県民の合意を得るべきだ」と慎重な立場だ。

選挙人名簿612万4636人、「18歳選挙権」で前回比20万人増

県選挙管理委員会が発表した16日時点の選挙人名簿登録者数は612万4636人。愛知県知事選では初めて18~19歳が選挙権を持つこともあり、前回に比べ20万5081人増えた。

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