2019年9月21日(土)

警報ない津波、高浜原発に影響評価要求 規制委

2019/1/16 17:26
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インドネシアのスンダ海峡で2018年12月に発生した津波で警報が発表されなかったことを受け、原子力規制委員会は16日、関西電力高浜原子力発電所(福井県)について、警報がない津波の影響を評価するよう求めた。日本海海底の地滑りで起きる津波が原発敷地内に浸入する可能性や設備への影響を確認する。

規制委の安全審査は火山や地滑りなど地震以外の津波も想定する。高浜原発1~4号機は審査に合格し3.4号機は再稼働した。津波警報が発表されると取水路の門を閉じる対策を取るが、日本海海底の地滑りで津波が発生した場合には警報が出ない可能性がある。

影響評価では、津波対策の目安となる基準津波より小規模な津波でも、水路の門を開いた状態で津波が敷地内に浸入する可能性や、海水ポンプなどの設備に与える影響などを調べる。

日本原子力発電東海第2原発(茨城県)も警報後に放水路の門を閉じる対策を取るが、警報が出ないケースでも津波の規模は小さいため敷地内に津波が浸入する恐れはない。国内にある他の原発の津波対策は警報の発表を前提としていないため問題はない。

インドネシア西部のスンダ海峡では火山島の噴火による山体崩壊で大量の土砂が海に滑り落ち、大津波が発生した。前兆のない津波のため警報は発表されなかった。

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