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ベトナム第3のLCC、バンブー航空就航

【ハノイ=大西智也】ベトナムの不動産大手FLCグループが運営する格安航空会社(LCC)、バンブー航空が16日、運航を開始した。当初は2018年10月の就航をめざしていたが、同国政府の認可の遅れで2回にわたり延期していた。ベトナムで3番目のLCCの就航で、先行するベトジェットエアなどとの競争が激しくなり、運賃低下につながりそうだ。

バンブー航空は16日、ベトナム3番目のLCCとして運航を始めた

FLCグループは08年設立の新興不動産会社。中部ビンディン省のクイニョンなどでリゾート事業を手掛けて急成長してきた。子会社のバンブー航空は17年に設立され、就航準備を続けてきた。16日朝、ホーチミンを出発した初便がハノイに到着した。

現地報道によると、首都のハノイ、商業都市のホーチミンとリゾート地を結ぶ路線を中心に19年中に37路線を開設する。日本や韓国、シンガポール、欧州などを結ぶ路線も計画しているという。

FLCグループは当初18年10月10日に就航するとしていたが、政府の認可が得られず延期。12月末としていた2度目の就航時期も同様の理由で再延期していた。政府は航空事業の経験がないことから運航ノウハウや資金面などを慎重に審査したもようで、今月12日までに最終的な認可を与えた。

ベトナムでは国営のベトナム航空に加え、LCCのベトジェット、ベトナム航空系のジェットスター・パシフィック航空が国内線を運航している。マレーシアのLCC大手、エアアジアが19年中にベトナム市場への進出を表明しており、競争が一段と激しくなりそうだ。

18年にベトナムの国内空港を利用した旅客数は前年比13%増の1億人強だった。18年の国内総生産(GDP)成長率は7.08%と東南アジアの中でも高い水準になっており、観光だけでなくビジネス向けの航空需要の拡大も見込まれている。

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