2019年8月23日(金)

北海道の松前城、木造復元へ 事業費30億円

2019/1/16 9:40
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北海道南西部・松前町は国指定史跡の松前城について、天守を江戸末期の建設当時と同様に木造で復元する方針を決めた。2018年12月の町議会で石山英雄町長が表明した。戦後に鉄筋コンクリートで再建された天守は老朽化で耐震性が危ぶまれ、改修を検討していた。整備期間は最短で16年、事業費は約30億円と見込んでいる。

北海道松前町の松前城(13日)=共同

松前城は、北方警備の拠点として江戸幕府が松前藩に築城を命じ、1854年(安政元年)に完成。国内最後の日本式城郭とされる。1941年に木造天守が国宝に指定されたが、49年に焼失。61年に鉄筋コンクリートで再建され、地上3階、地下1階の資料館として公開されている。

国指定史跡の復元には文化庁の審議会の審査・承認が必要で、町は2018年度中にも基本構想の策定を始める。天守は建設当時と同じヒバ材を使って内部も忠実に再現する計画。一般会計が約50億円の町にとっては大きな負担で、史跡整備に関する国の補助制度を活用したい考えだ。

城郭の木造復元は、名古屋市が名古屋城天守で計画しているほか、高松城(高松市)でも検討されている。〔共同〕

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