「無秩序離脱のリスク高まった」 欧州委員長

2019/1/16 5:33
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【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は15日夜(日本時間16日早朝)、英議会下院がメイ英政権とEUが2018年11月に合意した英離脱案を大幅な反対多数で否決したのを受け、「無秩序な離脱のリスクが高まった」との緊急声明を公表した。

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ユンケル欧州委員長(2018年12月14日、ブリュッセル)=AP

ユンケル欧州委員長(2018年12月14日、ブリュッセル)=AP

「もうすぐ時間切れだ」。ユンケル氏は声明で採決結果は「遺憾」だとの受け止めを示した。そのうえで「英国にできるだけ早期に意思を明示するよう強く求める」と強調。まずは否決を受けた英側の動きを見極める姿勢を示した。

オーストリアのクルツ首相も英議会の採決後、ツイッター上で「いずれにせよ離脱協定案の再交渉はないだろう」と反応。合意内容の修正を伴うような英国との再交渉に応じないというEU側の従来姿勢は変わらないとの認識を示した。

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