2019年2月23日(土)

新たな中米移民集団が北上開始 1000人規模か

トランプ政権
北米
中南米
2019/1/16 4:37
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【ニューヨーク=丸山修一】中米ホンジュラスから新たな移民集団が米国をめざして北上を始めた。現地からの報道によると千人以上の規模になっているようだ。ホンジュラス政府やメキシコ政府は国境近辺の警備を強化している。新たな移民集団はメキシコとの国境地帯の「危機」を主張するトランプ米大統領を刺激する可能性もある。

米国を目指す新たな中米移民集団が出発した(15日、ホンジュラス)=ロイター

集団は14日夜、ホンジュラス北部の都市、サンペドロスーラから出発。参加者が増えて15日午前には千人規模に膨らんだようだ。バスや徒歩、ヒッチハイクなどで隣国のグアテマラに向かって移動している。

警備を強化しているホンジュラス政府は60人程度の年少者を保護したとの報道もある。メキシコ政府も警備を強化するとともに、必要な入国手続きをするように呼び掛けている。

中米からの移民集団は2018年10月にホンジュラスから出発。隣国のエルサルバドルやグアテマラからの参加者も加わり一時は1万人規模に膨らんだ。しかし米国入りを果たしたのはごく一部で大半は帰国したか、今もメキシコ国内にとどまっている状況だ。

米国は壁の建設費を巡って議会が対立。政府機関の一部閉鎖が続いている。新たな移民集団の勢力がこのまま大きくなれば、トランプ氏は改めて移民の脅威や壁の重要性などの主張を強めることになりそうだ。

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