2019年2月21日(木)

虐待疑い市に通報せず 名古屋の高齢者介護施設

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2019/1/16 0:29
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名古屋市天白区の高齢者向け介護施設「ファミリア元八事」の元職員が入所者を殴ったとされる事件で、同施設が入所者への虐待の疑いを把握しながら、法令が義務付ける市への通報をしていなかったことが15日、市や施設への取材で分かった。市は連絡体制などを調べ、改善を求める方針。

元職員の南里裕也被告(42)=傷害罪で起訴=は2018年1月に入所者の80代男性を殴るなどしたとされる。市介護保険課などによると、当時、別の職員が上司に虐待を目撃したと伝えたが、市への通報はなかった。同8月に起きた90代女性への傷害事件を受け、1月の事件についても通報した。

運営法人の担当者は「18年1月の事案は当時、施設から法人への連絡がなかった。報告を徹底するよう施設への指導を重ねる」と話している。

高齢者虐待防止法は、高齢者向けの施設で虐待の疑いがあった場合、速やかに自治体に通報するよう定めている。

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