村上農園の国内販売額100億円超 18年12月期、業界初
村上農園(広島市)は15日、関連会社の沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)と合わせた国内販売額が2018年12月期に100億円を超えたと発表した。節約や健康志向の高まりを受け主力の豆苗やブロッコリースプラウトを中心に前の期から販売額が15%伸び、目標を2年前倒しで達成した。
村上農園は発芽野菜(スプラウト)国内最大手で、きのこやもやしを除く野菜の販売会社グループで100億円超の国内販売額は初めてだという。村上清貴社長は北海道と宮城県での生産拡大などにより国内販売額を「25年に300億円、35年には1000億円を目指す」としたうえで、海外でのライセンス生産にも意欲を示した。