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丸紅の柿木新社長、「古くさい組織 打ち破る」

丸紅の国分文也社長と柿木真澄副社長の記者会見での主なやりとりは以下の通り。

――柿木氏を選んだ理由は何ですか。

国分氏「成功体験と失敗経験を持ち合わせているところと情緒的に安定しているところだ。社会が大きく変化する中で安定感がある」

――強化したい事業を教えてください。

柿木氏「分野を特定したくない。既存ビジネスの充実と、新しいことへのチャレンジを両輪で進めていきたい。この1年で社長がリーダーとなって始めたビジネスコンテストなどを通じて、若手や中堅から新しい発想が多く出てきている」

――出身である電力分野ではどのようなチャレンジをしていきますか。

柿木氏「これまでは発電所の新設などが中心だったが、英国でVPP(仮想発電所)に近い形のビジネスに取り組んできた。分散型電源を推進するビジネスで、来年度以降は英国以外にも広げていきたい」

――これまでに印象に残った経験は何ですか。

柿木氏「1990年代半ばの中東での発電所案件の失敗だ。パートナーの欧州の企業が潰れてしまい、残った契約書の山と格闘した。損失も出したが良い経験だった」

――今後の投資方針はどうなりますか。

柿木氏「事業に取り組むためにはリスクは避けて通れない。社員には失敗を恐れるなというメッセージを出していきたい。この2~3年はリスクが取れるかどうかの見極めを進めてきた。うちの会社の案件で無謀なものはない」

――丸紅の抱える課題は何ですか。

柿木氏「どこもそうだが、いまの商社の組織は古くさい。この1年、組織体制を打ち破る取り組みをしてきたが、簡単ではない。既存のビジネスを強化しながら、広がるものは拡充していく」

「社会の変化のスピードが加速している。いまのビジネスは10年後には無くなるかもしれない。こういったことがすべて大きな課題として我々に突きつけられている」

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