仮設校舎で中学授業始まる 北海道地震被災の安平町

2019/1/15 10:24
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昨年9月の北海道地震で被災した安平町で、町立早来中学校の仮設校舎が完成し、15日に授業が始まった。全校生徒111人の早来中は、地震で校舎の壁や床にひびが入るなどの被害を受けた。2学期末までは、避難所だった町民センターの会議室で授業を行っていた。

町立早来中学校の仮設校舎に登校する生徒(15日午前、北海道安平町)=共同

仮設校舎の音楽室で行われた始業式では、2年生の木村颯花さん(14)が「地震でたくさんの人に支えられていることが分かった。3学期も感謝を忘れずに過ごそう」とあいさつした。

町教育委員会や学校によると、仮設校舎は昨年末、早来中から約800メートル離れた場所に完成した。プレハブ2階建てで、壁や床などに断熱材を使った寒冷地仕様だ。体育の授業は近くの早来小学校の体育館を利用する。

安平町は、早来中と早来小を一体化し、小中9年間の義務教育を一貫して実施する「義務教育学校」として新たな校舎を建てる方針。

同じく地震で大きな被害を受けたむかわ町では15日、寮が半壊した鵡川高校の野球部員らが寄宿舎型の仮設住宅への入居を始めた。道内各地から集まった部員の活動を支援するため、道などが仮設住宅を整備していた。2年生部員の主将、内海陸さん(17)は「これまで多くの支援を頂いたので、試合に勝つことで復興への後押しをしていきたい」と話した。〔共同〕

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