2019年8月18日(日)

トランプ氏、中国との貿易協議「合意は可能」

2019/1/15 6:26
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【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は14日、中国の知的財産侵害など構造問題をめぐる貿易協議について「合意できると思う」と述べ、順調ぶりを改めてアピールした。米国が課した制裁関税で中国経済が悪化しており「中国が交渉したがっている」と指摘した。3月1日の期限に向けて譲歩を引き出すことに自信をのぞかせた。

トランプ米大統領は中国との貿易協議に自信を示した=ロイター

トランプ氏は記者団に米中貿易協議に関して「順調に進んでいる」と強調した。根拠として「米国の関税により中国経済は厳しい時期に入った」ことを挙げた。中国が14日発表した2018年12月の貿易統計では対米貿易の悪化で輸出入とも前年割れとなった。18年の新車販売台数も28年ぶりに前年実績を下回るなど中国の各種経済統計で減速感が鮮明だ。

米中両政府は7~9日、北京で次官級協議を開いた。貿易不均衡の是正策などで進展があったもようで月内にも閣僚級協議を開く可能性がある。

トランプ氏は18年12月、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と首脳会談を開いた後、中国との取引(ディール)に前向きな発言を繰り返している。1月14日も「習氏と素晴らしい関係をもっている」と語った。

ただ、中国の知財侵害やサイバー攻撃、補助金など構造問題で妥協策を見いだすのは難しいとみられている。米国は3月1日までに中国と合意できなければ、2千億ドル(約22兆円)分の中国製品に対する関税の税率を10%から25%に引き上げる構えだ。

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