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梅原猛さんが死去 哲学者、独自の古代史論

2019/1/14 8:02
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独自の古代史論などで知られ幅広い分野で発言、執筆活動を続けた哲学者で文化勲章受章者の梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日午後4時35分、肺炎のため京都市内の自宅で死去した。93歳だった。後日お別れの会を開く予定。喪主は長男、賢一郎氏。

梅原猛さん

文学・歴史・宗教の分野で従来の学説に挑んだ著作が「梅原古代学」として親しまれた。伝統芸能への造詣も深く、歌舞伎俳優の三代目市川猿之助(現・猿翁)氏と組んで「スーパー歌舞伎」の原作を、狂言役者の二世茂山千之丞氏と組んで「スーパー狂言」の原作を、能楽師の梅若実氏と組んで「スーパー能」の原作を手掛けた。

仙台市生まれ。1945年、京都大文学部哲学科入学後に学徒出陣。戦後復学し、48年に卒業した。

卒業後は立命館大教授などを経て72年に京都市立芸術大教授となり、74年同大学長。86年、国際日本文化研究センター(日文研)の創設準備室長に就任し、翌87年から8年間、日文研の初代所長。90年から92年まで臨時脳死及び臓器移植調査会(脳死臨調)委員、97年から6年間、日本ペンクラブ会長を務めた。

74年に大仏次郎賞、92年に文化功労者、99年に文化勲章。2001年5月、日本経済新聞に「私の履歴書」を掲載した。

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