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トミーアカデミー、若手ゴルファーが世界へ切磋琢磨
編集委員 吉良幸雄

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2019/1/17 6:30
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米女子ツアーで活躍する畑岡奈紗(20)がジュニア時代にゴルフの基礎を学んだのが、中嶋常幸が主宰する「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」だ。畑岡は2012年から1期生として中嶋の指導を受け、世界に羽ばたいた。畑岡に続こうと、2期生の山口すず夏(18、東京・共立女二高)が昨年11月の米ツアー最終予選会を36位で突破。2月のISPSハンダ・オーストラリアオープンでプロデビューする。

主宰するアカデミーの合宿で指導する中嶋(手前右端)

主宰するアカデミーの合宿で指導する中嶋(手前右端)

同アカデミーは中嶋が静ヒルズCC(茨城)の設計・監修を手掛けたのが縁で、ジュニア育成のために開校した。入塾テストに合格した小・中・高校生が年3~4回の合宿に参加、体力トレーニングやラウンドを行っている。昨年12月中旬の2泊3日の合宿には山口のほか、蛭田みな美(21)、小滝水音(みお、20)、河本結(20)らプロの面々を含む男女43人が参加、切磋琢磨(せっさたくま)するトレーニング模様などがメディアにも公開された。

「繰り返し基本動作を徹底」

中嶋は「アカデミーで教えることは基本的なこと。繰り返し繰り返し、基本動作しか教えていない。ウチで学んだ基礎をもとに、卒業生がいろんなところで勉強して吸収、成長しているのはうれしい」。畑岡の活躍について「(アカデミーで)最初に目標にしたのが、米ツアーで勝つ選手を5年以内に育てること。幸いなことに畑岡がクリア。今度は男子が伸びることを願っている」と話す。

合宿の半分以上はインターバル走や反復横跳びなど、ちょっとハードなトレーニングに割かれる。「技術面は基本だけ」。ゴルフ場付設のテニスコート5面を利用してウエッジのアプローチ練習も行ったが「ダフり、トップがすぐわかる。基本を覚えるにはいい」と中嶋。プロにしても、合宿に参加することで基本に立ち返り、今季の飛躍につなげようと、大粒の汗を流し、真剣にボールと向き合っていた。

合宿には米ツアーでプロデビューする山口(左)らが参加。半分以上はハードなトレーニング

合宿には米ツアーでプロデビューする山口(左)らが参加。半分以上はハードなトレーニング

中学1年でアカデミー2期生となった山口は、以来ずっと在籍している。今回の合宿では、米ツアー転戦の松山英樹を支える飯田光輝トレーナーも指導に加わり「トレーニングはきつい。飯田さんが来ると特にきついです」と苦笑した。ただアカデミーの厳しいトレーニングで鍛えているからだろう。米最終予選会では「4日間のラウンドでも、体力的にはそんなにきつくなかった」と振り返る。

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