2019年3月21日(木)

パナソニック、上海に事業開発拠点、現地企業連携狙う

エレクトロニクス
中国・台湾
2019/1/13 1:30
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【シリコンバレー=藤野逸郎】パナソニックは月内にも、上海に若手の中国人社員が新事業を開発する拠点を設ける。現地法人から家電や住宅などの事業部を横断して有望な人材を集める。2017年秋に、米シリコンバレーに立ち上げた拠点の中国版にする。アリババ集団など急成長する中国の技術企業と連携を深め、次世代の成長の柱を探る。

メンバーは10~20人でほぼ中国人社員で占める。新拠点はまず、壁のモニターでシャッターなど家中の住宅設備が操作でき将来的には家電も操作できるようにする「ホームX」と呼ぶサービスや関連の製品を開発する。

家電の販売で提携するインターネット通販大手のアリババ、次世代車のコックピット開発で提携するネット検索大手の百度(バイドゥ)などと組み新事業を立ち上げる。

パナソニックは17年秋、「ベータ」の名称で米に拠点を設けて日本の若手社員を交代で集め事業案を練ってきた。成果として19年春、ホームX搭載の住宅を発売する。自社のサービスや製品の全般について「ユーザーエクスペリエンス」と呼ばれる消費者の印象を統一する取り組みも始めた。

パナソニックは19年4月、最重要の市場と位置づける中国と米国に新たな社内カンパニーを設ける。IT(情報技術)企業が先導して技術革新が進む米中市場への密着が狙い。中国での事業の創出拠点の設置もこの一環だ。

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