2019年3月26日(火)

玉木氏「自民に代わる選択肢に」 国民、初の党大会

政治
2019/1/12 23:00
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野党第2党の国民民主党は12日、東京・平河町の砂防会館で初の定期党大会を開いた。玉木雄一郎代表はあいさつで「自民党に代わって政権を担う、もうひとつの選択肢をつくる」と語った。

党大会であいさつする国民民主党の玉木代表(12日午後、都内のホテル)=共同

旧民進党の再結集は見通しが立たず、党支持率は1%が続く。野党第1党の立憲民主党との違いを出しつつ、野党連携も維持するという2つの課題に直面する。

玉木氏は「私は今、もがいている。みんなで力を合わせれば、ピンチは必ずチャンスに変えることができる」と訴えた。これに先立ってあいさつに立ったのが支持団体である連合の神津里季生会長だった。

「野党が一致団結し、生活者本位の政治勢力を形成するのが重要だ」と唱えた。同党が電力や自動車といった民間の労働組合からの支持を重視する姿勢を象徴する。

2018年11月の千葉県松戸市議選では新人1人に絞った公認候補が落ちた。44議席を59人で争った同選挙は立民の4候補全員や、諸派「NHKから国民を守る党」の新人も当選した。

国会では岡田克也氏ら9人が立民の衆院会派に入り、国民民主党との勢力に差が開く。

党勢拡大に向け立民とは異なる「建設的野党」の路線を打ち出す。党大会で19年度の活動方針を採択し、「現実的な答えをつくっていくことが私たちの存在意義」と明記した。

玉木氏は最近の円高・株安を踏まえ、1月下旬召集の通常国会を「アベノミクス追及国会」と位置づける。

参院選を考えると、独自カラーの一辺倒では済まない。野党5党は1人区では候補を一本化する方針だ。国民民主党は2人区でも候補者調整を求めている。

政策や国会対応で違いが目立てば選挙協力に支障を来す。国民民主党は本来、10月の消費税率10%への引き上げには賛成の立場をとる。軽減税率の導入と併せての増税には反対との論理で、他の野党と協調する。

玉木氏は党大会で野党再編に意欲を見せた。「何が違うかではなく、何が同じかを求めて大きな固まりを作る協議に入りたい」と語った。

野党第2党は野党第1党との間合いに悩みがちだ。14年に誕生した維新の党も民主党との連携をめぐり党内がもめた。

共闘を重視する江田憲司氏ら執行部と、安倍政権との「是々非々」路線を探る大阪選出議員を中心とする勢力に分裂した。

国民民主党と同様、民間労組に支えられた民社党も似た立場だった。80年代には野党第1党の社会党と共闘した。

89年参院選で社会党が一人勝ちすると、民社党は公明党とともに自民党と話し合う「自公民路線」へと転換した。

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