2019年8月20日(火)

日仏、海洋対話を年内開催 インド太平洋で連携強化 外務・防衛閣僚協議

2019/1/12 16:08
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【ブレスト=共同】日仏両政府は11日(日本時間同)、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をフランス北西部ブレストの海軍施設で開いた。インド太平洋地域での海洋安全保障で連携を強化する方針を確認。安全保障や環境問題を含めた「包括的海洋対話」の創設で合意した。年内に初開催する。両政府は協議の成果をまとめた共同声明を発表した。

日本は、ニューカレドニアなど太平洋に領土を持つフランスを「海洋国家」と位置付ける。東・南シナ海で海洋進出を強める中国をにらみ、協力深化を図る考えだ。

日仏2プラス2は昨年1月に東京で開催して以来で、5回目。日本側から河野太郎外相、岩屋毅防衛相、フランス側からルドリアン外相、パルリ国防相が出席した。

河野氏は協議後の共同記者発表で「両国は共に太平洋国家として共通の利益を有しており、海洋秩序の維持へ協力する」と強調。岩屋氏は「自由で開かれたインド太平洋の実現のため、さらに防衛協力を深化させる」と指摘した。

共同声明では、インド太平洋地域での自衛隊と仏軍による共同訓練の定期実施や、両国が署名した物品役務相互提供協定(ACSA)による協力強化を盛り込んだ。

中国の海洋進出を巡っては、東・南シナ海問題について強い懸念を示し「緊張を高める一方的行動に強く反対する」と表明。北朝鮮の非核化に向け、瀬取り対策への貢献強化を申し合わせた。

包括的海洋対話は、両国の各省庁から実務者が参加し、航行の自由や持続可能な開発、海洋プラスチックごみ問題などを議論する。

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