2019年1月21日(月)

サウジ女性、カナダに亡命 首相が受け入れ表明

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2019/1/12 11:43
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【バンコク=共同】タイのスワンナプーム国際空港で拘束された後、家族の虐待などから逃れるためとして第三国への亡命を目指していたサウジアラビア人の女性ラハフ・ムハンマド・クヌンさん(18)が11日、カナダに向けて出発した。タイのメディアなどが12日までに報じた。

カナダのトルドー首相は11日の記者会見で「カナダは人権や女性の権利を擁護する重要性を理解している」と述べ、クヌンさんを難民として受け入れることを明らかにした。

報道によると、タイの当局者は「カナダ行きは彼女の希望だ」と説明した。大韓航空機で韓国に向かい、カナダのトロント行きの飛行機に乗り換える。

クヌンさんは5日、空港で当局にパスポートを取り上げられ、拘束された。「帰国させられれば生命の危険にさらされる」とツイッターで助けを求め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に7日、保護された。

自由を束縛されるなどしたサウジ女性が家族から逃れようと外国へ亡命を図ったケースは過去にもあったが、強制送還後は消息が途絶えているという。

サウジを巡っては、王室を批判していた記者ジャマル・カショギ氏が昨年10月、トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺され、国際社会で真相解明や人権状況の改善を求める声が高まっている。

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