2019年4月19日(金)

海老蔵さん、十三代目団十郎襲名へ 20年5月に

2019/1/14 9:15 (2019/1/14 11:07更新)
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松竹は14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(41)が2020年5月に十三代目市川団十郎を襲名すると発表した。団十郎の名跡が復活するのは7年ぶり。併せて、海老蔵さんの長男、堀越勸玄(かんげん)さん(5)は八代目市川新之助を名乗り初舞台を踏む。

十三代目団十郎の襲名を発表する市川海老蔵さん(右)と新之助を名乗る堀越勸玄さん(14日午前、東京都中央区の歌舞伎座)

十三代目団十郎の襲名を発表する市川海老蔵さん(右)と新之助を名乗る堀越勸玄さん(14日午前、東京都中央区の歌舞伎座)

襲名披露は歌舞伎座(東京都中央区)で同年7月までの3カ月連続で催す。東京五輪を目前に控え、歴史的な公演となりそうだ。その後、全国各地を巡演する。市川団十郎家は江戸歌舞伎の宗家で、「助六」や「勧進帳」など七代目が制定した「歌舞伎十八番」の演目は現在でも人気が高い。海老蔵さんの父、十二代目団十郎さんは13年、66歳で死去。17年には妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんを乳がんで亡くした。

14日午前、歌舞伎座で記者会見した海老蔵さんは「大変大きな名跡。命の限り、懸命に歌舞伎に生きて参ります。まだまだ未熟でございますが、お見捨てなく、よろしくお願い申し上げます」とあいさつした。「お客様に、新しい時代に生きていることを感じてもらえる団十郎になりたい」と述べ、「(団十郎に)なってみないと分からないが、計り知れない重みがあると思う」と話した。勸玄さんは「父も名乗っておりました新之助の名跡を相続いたします」と、はっきりとした大きな声であいさつ。今後演じたい役として「玉兎(たまうさぎ)」と「幡随長兵衛」を挙げた。

海老蔵さんは団十郎襲名後、俳名として、五代目団十郎が用いた「白猿(はくえん)」を名乗る。「猿は人間より毛が3本足りない(人間に及ばない)」という江戸時代の俗説にちなんだもの。「まだまだ父や祖父の足元に及ばないという気持ちで精進していく」と海老蔵さんは語った。

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