全トヨタ労連の鶴岡会長「賃金制度全体の議論を」

2019/1/11 20:05
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トヨタ自動車グループ企業の労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会が11日、2019年春季労使交渉の要求方針を決めた。定期昇給にあたる賃金制度維持分に月3000円以上を加えた総額原資を要求に掲げるなど賃上げ総額を重視する姿勢に転換する。同日記者会見した鶴岡光行会長は「賃金制度全体について、しっかり議論してほしい」との考えを示した。

中央委員会前に会見する全トヨタ労働組合連合会の鶴岡光行会長(11日、都内)

月3000円以上という目安額を示すことについて、鶴岡会長は「今年は変えていこうという元年。長い間続いた要求のあり方から脱却できないというところもあるので目安を提示した」と述べた。単年で賃上げできなければ「複数年かけてもよい」という。

今春は賃金改善分であるベースアップ(ベア)を示す「是正分」という表現をやめる方針。「是正分だけの議論では、結果的に本当の意味の改善につながっていなかった」としている。

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