2019年3月26日(火)

文科省元統括官、起訴内容を一部否認 東京地裁初公判

2019/1/11 17:38
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事だった文部科学省元幹部の汚職事件で、収賄罪に問われた同省元国際統括官、川端和明被告(57)の初公判が11日、東京地裁(西野吾一裁判長)であった。同被告は「職務を曲げた事実は一切ない」などと述べ、起訴内容の一部を否認した。

起訴状によると、同被告は2015年8月から17年3月、医療コンサルタント会社元役員、谷口浩司被告(47)=贈賄罪などで起訴=から20回超にわたって東京都内の飲食店で接待を受けたほか、タクシーチケットの提供も受け、計約150万円相当の賄賂を受け取ったとされる。

検察側は冒頭陳述で、接待は谷口被告の営業先の東京医科大に宇宙飛行士を講師として派遣するなどの便宜供与への見返りだったと指摘。川端被告が接待に際し希望する飲食店を指定したり、JAXA理事退任後に「会食していることはご内密に」とのメールを谷口被告に送って口止めしたりしていたなどと主張した。

弁護側は飲食の提供自体は争わないとしたが、一部はJAXA理事の職務と全く関係がなく、その他の飲食も便宜を図ってもらいたい趣旨で提供されたとの認識が希薄だったなどと主張。東京医科大への宇宙飛行士の講師派遣については、「大学側の要望に応えて一般的な助言をしたにすぎず、便宜を図る意識はなかった」と訴えた。

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