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真冬こそ気をつけたい ランナーの体調管理
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2019/1/15 6:30
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心機一転という気持ちで新しい年をスタートされたランナーが多いことと思います。昨年11月末あたりの大きな目標レースを経て、この1月には2本目、中には3本目のフルマラソンを予定されている方が多いのではないでしょうか。新鮮な決意の一方で、シーズン中盤にさしかかり、走り込みと連戦により疲労が出てくる時期でもあります。気温のせいなのか、練習によるものなのか。原因のはっきりしない体調不良に悩む人が出てくるのもこの季節の特徴です。

レースへの出場が多い場合

大会に隔週ペースで出場する方も珍しくありません。疲労をため込まない工夫が必要です。記録を狙うレースと、練習として出場するレースとを使い分けてみましょう。記録は気にせず、負荷をかけることを目的としたレース参加を試してみてください。

レースに頻繁に出る場合は、練習レースを重ねながら本命のレースでピークを迎えられるように仕上げる

レースに頻繁に出る場合は、練習レースを重ねながら本命のレースでピークを迎えられるように仕上げる

たとえば、前の日はあえてゆっくりと長く距離を踏みます。脚がズシーンと重たく感じるような状態にします。翌日は疲労を抱えながらも周りのランナーと競いながらレースを走り切ります。レースの高揚感を利用して、疲れていてもどうにか押し通す。2日間をかけて、レース終盤に生かせるようスタミナを養う練習になります。

押さえておきたい意外なポイント。練習量を落として疲労を抜き、力を全て出し切れる体調でレースに臨むとします。そこでは高いパフォーマンスを発揮できますが、その後は調子の低下を招きます。練習量を減らす調整をしてそこそこの記録を出せたとしても、その先は徐々に体調が低下して、一番狙っていたレースで失敗してしまう可能性が出てきます。

一方で、疲れが残っていて高いパフォーマンスで走る準備が整っていない体調で臨むレースは、ペースが上がらず苦しい走りになりますが、ダメージはそれほど深くなりません。レースに頻繁に出場する場合は、こういった練習レースを重ねながら本命のレースでコンディションのピークを迎えられるように仕上げていくのです。

嫌いになるまで頑張らない

ランニングと距離をおきたい、いわゆる「ランニングブルー」に遭遇する方もまれにいます。走ることを嫌いになりたくないからガツガツ走り込むことはあえてしないという方を知っています。重苦しい気持ちや、体調不良に陥ったときの選択肢としては以下のものがあります。

・思い切って休む
・気分転換に買い物や観光などでウオーキング。見慣れない景色の中でのんびりと脚を動かす
・ハーフからフルマラソンのペースで5キロ走る。脱だらだらペースのランニング

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