2019年1月22日(火)

工事代金もキャッシュレスで 助太刀が対応

スタートアップ
住建・不動産
2019/1/11 12:21
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建設業向け求人アプリの助太刀(東京・渋谷)は11日、職人が工事代金をキャッシュレスで受け取れるサービスを始めると発表した。クレディセゾンと組んで自社アプリの利用者専用のプリペイドカードをつくり、アプリ経由で受けた工事代金をチャージできるようにした。金融関連の機能を充実して利用者を増やし、求人のマッチング率向上につなげる。

助太刀の我妻社長は電気工事会社の経営経験を生かし、建設業で働く職人向けのアプリを開発した

同社のアプリ「助太刀」の利用者を対象に、プリペイドカード「助太刀カード」を発行する。職人がアプリを通じて受けた仕事の工事代金を、7%の手数料を差し引いてチャージできる。カードはVISAカードの加盟店で買い物や飲食の支払いに使える。アプリは現在約5万人の利用者がおり、今年半ばまでに利用者を倍増し、1万枚のカード発行をめざす。

助太刀の我妻陽一社長は電気工事会社の経営経験がある。駐車場代や飲食代を職人が割り勘しているのに着目し、カードの利用者同士で送金しあえる機能もつけた。

カードにはあいおいニッセイ同和損害保険の協力を得て、仕事中に工事現場でケガをした際に入院や手術費用を補償する傷害保険を付帯する。春ごろをめどに、1カ月単位で職人が加入できる請負業者賠償責任保険も提供する。

建設業界は下請けや関連企業が多い多層構造で、職人に工事代金が支払われるまで時間がかかることが多い。助太刀は職人が働いて得た工事代金を自社で買い取ることで、職人が仕事が終わった時点で報酬を受け取れるようにしている。セブン銀行のATMを使って現金で現金引き出せるようにしているが、新たにプリペイドカードも用意して利用者の利便性を高める。

助太刀は2017年設立。アプリを通じて、工事会社や建設会社など仕事の発注者と職人をつなぐ求人のマッチングを手がける。首都圏や大阪を中心に約5万人が利用している。金融サービスを充実することで、利用者を増やし求人のマッチング率を高める狙い。さらに年内にも工具や資材のインターネット通販に乗り出す計画で、決済手段として使えるように今回プリペイドカードを作った。(若杉朋子)

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