2019年1月21日(月)

ホンダ、英で4月に一時生産休止 EU離脱の混乱に備え

自動車・機械
ヨーロッパ
2019/1/11 3:44
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【フランクフルト=深尾幸生】ホンダは10日、英国の欧州連合(EU)離脱に備え、英国の工場で4月に生産休止日を設けると明らかにした。4月後半に6日間を設定する。「合意なき離脱」になった場合の物流の混乱や国境での税関手続きの遅れに備える。

ホンダは「合意なし離脱」になった場合の物流の混乱や国境での税関手続きの遅れに備える=ロイター

4月の生産休止を決めたのは独BMWに続く動き。3月29日の離脱日が迫るなか、「合意なし」を見すえた動きが広がってきた。

ホンダは1月10日、「シビック」シリーズを生産する英南部スウィンドン工場の従業員に休止日設定を通知した。4月後半に工場を止めるイースター(復活祭)休暇の前後に設定するが、従業員は原則として出社し、研修などに充てる。

生産の混乱を避けるため、部品の備蓄も計画する。離脱で物流が一時的に止まっても生産を続けるために、先行して部品を多めに納入するよう部品メーカーに要請した。シビックの部品のうちEU産の比率は2018年4~9月で12%だった。

備蓄にあたっては外部の倉庫などの確保はせず、現状の設備で対応する。6日間の生産休止日は先行納入した部品を使っても生産が滞る事態を想定したものだ。

英国に完成車工場を構える大手ではBMWが「ミニ」を生産するオックスフォード工場で4月に1カ月間の生産休止をすでに決めている。夏場の設備補修のための生産休止期間を前倒しする。

英国で「カローラ(旧オーリス)」を生産するトヨタ自動車は、生産休止を決めていない。ただ、18年10月に「合意なき離脱」になった場合、英国での生産停止は避けられないと明言している。

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