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業績ニュース

吉野家9年ぶり営業赤字 3~11月、人件費が利益圧迫

2019/1/10 22:43
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吉野家ホールディングス(HD)の業績が悪化している。10日発表した2018年3~11月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が5億円の赤字(前年同期は25億円の黒字)だった。主力の「吉野家」は既存店の売上高が増えているが、人手不足による時給上昇や出店増加で人件費が利益を圧迫している。この期間の営業赤字は9年ぶりになる。

直近の既存店売上高は振るわない(東京都内の店舗)

売上高は前年同期比2%増の1500億円だった。「牛すき鍋膳」など単価が高い季節商品が伸び、吉野家の既存店売上高は2.7%増加した。うどん店「はなまるうどん」も新規出店などで売り上げを伸ばし、全体として増収を確保した。

ただ増収の勢いは鈍化している。吉野家の既存店売上高は10月に0.7%減と1年ぶりに減少に転じ、11月は3%減とさらに悪化した。消費者の節約志向は強くライバルの外食店との競争は激化する。店舗作業の軽減を目指した季節商品の絞り込みも影響したようだ。

牛肉など原材料費も高止まりしているが、営業赤字になった最大の要因は人件費だ。アルバイトやパート従業員の時給が上昇しており、人件費が含まれる販売費及び一般管理費は968億円と1年前より約41億円増えた。直近5年の増加額としては最も大きい。

売上高に占める販管費の比率は約65%と1ポイント強上昇した。3~8月期までは5500万円と小幅な営業黒字だったが、3~11月期は人件費の上昇で営業赤字を余儀なくされた。最終損益は15億円の赤字(前年同期は15億円の黒字)だった。

19年2月期通期の見通しは売上高が前期比3%増の2050億円、営業利益は73%減の11億円とする従来予想を据え置いた。予想を据え置いた理由について吉野家HDは「稼ぎ時である第4四半期(18年12月~19年2月期)の動向を見極めたい」と説明するが、第3四半期までの進捗状況は会社側の計画を下回っており、通期計画の達成は難しくなっている。

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