米フォード、欧州で数千人規模の人員削減

2019/1/10 22:17
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【フランクフルト=深尾幸生】米フォード・モーターは10日、欧州で大規模なリストラに乗り出すと発表した。小型変速機の工場を休止するほか、販売不振のミニバンなどの生産を打ち切る。人員削減は数千人規模にのぼるとみられる。不振の欧州事業を縮小し、大型車が好調な米国市場に集中する。

仏ボルドーの小型変速機工場を8月に休止する。ミニバンの人気がなくなっていることに伴い、ドイツの工場では「C-MAX」などの生産を止める。英国では現地の本社を金融事業本社と集約する。ロシアでは合弁生産会社の運営について見直しを進める。夏までに結論を出す予定だ。

フォードは労働組合と協議中として人員削減の規模は明らかにしていないが、ロイター通信は「数千人」と報じた。フォードの欧州自動車事業の2018年7~9月期の営業損益は2四半期連続の赤字だ。一連のリストラ策で営業利益率6%への反転を目指す。

欧州の自動車市場には英国の欧州連合離脱やディーゼル車離れで不透明感がただよう。英ジャガー・ランドローバーも10日、4500人の人員削減を正式に発表した。

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