アトレ、台北に海外1号店 アジア展開を加速

2019/1/10 21:54
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【台北=伊原健作】JR東日本グループの商業施設「アトレ」は10日、台北に海外第1号店を正式開業した。日本の製品やサービスの人気が高い台湾の消費市場を開拓する。すでに台湾での追加出店も検討しており、海外でのノウハウを蓄積して将来のアジア展開に弾みをつける。

アトレの海外1号店となる台北の店舗(10日、台北・信義区)

新店舗は、台湾きっての商業地区である信義で同日オープンしたショッピングセンター(SC)「微風(ブリーズ)南山」の2~4階に入居する。日本も含めて駅に直結していない場所への出店は初めて。立地の多様化に向けた試金石にもなりそうだ。アトレは今後、台湾を含め東南アジアなどへの展開を加速する方針とみられる。

延べ床面積1万2000平方メートルに51店舗が入居し、雑貨が39%、飲食関連が38%を占める。約6割は日本発の店舗で、セレクトショップの「ユナイテッドアローズ」や日本産の果物を使ったデザート店などが入った。

アトレと三井物産の共同出資会社と微風が組み、台湾で運営会社を設立。運営会社の伊藤浩平総経理(社長)は「台湾は日本ファンが多く、過去の試験事業でも非常に反応が良かった」と語る。

アトレを訪れた台北市内の女性会社員(65)は「普段使いできそうな様々な店があり、台湾のSCとは印象が全く違う」と話した。

年間売上高は微風南山全体として70億台湾ドル(約245億円)を目指すが、アトレ単体の目標は非公表だ。微風の関係者は「アトレと協力し台湾で出店を増やしたい」と語る。

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