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格安SIMの料金プラン 通信量多いアプリ把握し節約

NTTドコモなどキャリアから回線を借りて、割安な通信サービスを提供する格安SIM。単に安いだけでなく、料金プランも多彩だ。動画など特定のサービスが使い放題となるなど、プラン次第で料金を抑えることができる。

日次プランなら管理しやすく

スマートフォン(スマホ)の料金プランは、1カ月に使う通信容量の上限が決まっていることが多い。キャリアだと3ギガバイト(GB)で月額4000~5000円(税込み、以下同)、格安SIMだと3GB1700円程度だ。

キャリアも格安SIMも、途中で通信容量の上限を超えると速度制限がかかり、残りの期間は低速での通信になってしまう。プランを変更したり高速通信の容量を追加購入したりすれば速度は回復するが、余計な費用がかかる。

これに対して、日々の通信量を管理しやすいのが日次プラン。通信容量が1日単位で決まっているプランだ。例えば「OCNモバイルONE」では、1日110メガバイト(MB)で月額1728円(音声通話付き)。30日だと3GB強と月単位と同水準だ。その日の容量を使い切ると速度制限がかかるが、翌日には高速に戻る。余ったデータは翌日に繰り越せる。110MBは大きいファイルだとオーバーすることもあるので、無料Wi-Fiなどを併用しよう。

特定アプリが使い放題

SNSや動画など特定のサービスを使うことが多い場合は「ゼロレーティング」がお得だ。特定のアプリやサービスが使い放題になる。対象となるアプリやサービスは限られているものの、どれだけ使っても通信容量にカウントされないメリットは大きい。

「LINEモバイル」ではLINEやインスタグラム、ツイッター、フェイスブックのアプリ利用時の通信容量をカウントしない「コミュニケーションフリープラン」がある。3GBで月額1825円だ。

「BIGLOBEモバイル」ではユーチューブやアベマTV、U-NEXTなど動画視聴時の容量をカウントしない「エンタメフリーオプション」がある。通常の料金に加えて月額518円で利用できる。

好きなコンテンツをお得に

どのアプリにどのくらい通信容量を使っているか確認しよう(写真右がiPhone、左がアンドロイド)

ユニークなところでは、特定のゲームの通信料金を90%以上割り引くゼロレーティングなども登場している。

動画や音楽、ゲームは通信容量が大きい。これらのアプリやサービスをよく使う人は大容量プランを契約しがちだが、月額料金は高め。ゼロレーティングなら料金を抑えつつ好きなコンテンツを存分に楽しむことができる。

一方、動画やゲームはあまりやらないが、容量を気にせず使いたい人は、使い放題プランを検討してみよう。例えば「DTI SIM」では月額3132円で通信容量の制限はない。ただし混雑している時間帯によっては通信速度が遅くなることがある。

「楽天モバイル」では月額3218円で通信速度が最大1メガビット(Mbps)なら使い放題。1メガビットは高画質な動画を見るには遅いが、メールやSNSならそれほど気にならない速さ。同社では「地図やゲームアプリもストレスなく閲覧できる」としている。高速通信も2GBまでなら使える。高速通信の容量を節約するために、高速と低速を切り替えて使うこともできる。

通信容量を把握

格安SIMは、自分の使い方に合ったプランを選べば、料金を抑えることができる。そのためにも、自分がどんなアプリやサービスにどれだけ通信容量を使っているのかを把握することが重要だ。

iPhoneの場合、設定アプリから「モバイル通信」を選べば、どのアプリがどれくらい通信しているのか確認できる。アンドロイド端末の場合は設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「データ使用」→「モバイルデータ使用」の順にタップすればいい。SNSの利用が多いのか、メールやウェブ中心なのか。実際の使用状況を確認しながら、お得なプランを選ぶといいだろう。

(ITライター 秋葉 けんた)

[NIKKEIプラス1 2019年1月12日付]

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