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レスリング吉田沙保里さん「全てやり尽くした」 引退会見

(更新)

レスリング女子で五輪と世界選手権を合わせて16大会連続世界一に輝いた吉田沙保里さん(36)が10日、東京都内で現役引退の記者会見を開き「レスリングは全てやり尽くしたという思いが強く、引退することを決断した」と述べた。「私にとってレスリングは人生の一つ。応援やサポートがあったからこれまで頑張れた」と周囲への感謝の言葉を繰り返した。

吉田さんは同日午後2時すぎ、白いジャケットと黒いブラウスに、ポニーテール姿で登壇。会見に詰めかけた約200人の報道陣を前に、終始笑顔で受け答えた。

引退の決断時期について「昨年12月の天皇杯の試合を見て心が決まった。若い子の勢いも感じ、やり尽くしたという思いがだんだん強くなっていた」と、すっきりした表情で明かした。

今後について問われると「レスリング以外のこともやっていきたいという思いは強い。ただ来年の東京五輪は自国開催なので、全日本のコーチを続け、精神的な支えになれたらいいなと思っている」と前を向いた。

3歳でレスリングを始め、14年3月に亡くなった父、栄勝氏の指導で頭角を現した吉田さん。会見では「よく頑張ったと天国から言ってくれていると思う」と感慨深げ。中京女子大(現至学館大)に進学後に師事した栄和人氏については「世界で活躍できる選手に育てていただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

会見の最後は「第二の人生を明るく笑顔で元気で頑張っていきたいので、次の吉田沙保里も応援してほしい」と笑みを浮かべて締めくくった。

吉田さんは高速タックルを武器に02年世界選手権を初制覇し、五輪は04年アテネ大会から3連覇した。12年に世界選手権を10連覇して、史上初の13大会連続世界一を達成。同年には国民栄誉賞を受賞した。

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