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すかいらーく、楽天・ドコモなど複数ポイント導入検討

日経クロステック

すかいらーくホールディングス楽天NTTドコモの共通ポイントの導入を検討していることが2019年1月9日までに日経 xTECH/日経コンピュータの取材で分かった。今のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「Tポイント」に加えて、複数の共通ポイントを店舗で使えるようにすることを目指す。ファミリーマートも同様の検討を進めており、外食や小売業における「マルチポイント」の流れが加速しそうだ。

関係者によると、すかいらーくがこのほど、Tポイント以外の共通ポイントも併用したい旨をCCCに伝えた。楽天の「楽天スーパーポイント」とドコモの「dポイント」を扱いたい考え。CCCは加盟企業のマルチポイント導入には否定的で、すかいらーくの意向を受け入れるかどうかは不透明だ。

すかいらーくは06年にCCCとポイントで提携し、ファミリーレストランの「ガスト」などでTポイントを使えるようにしてきた。ファミマなどと並んで、Tポイント加盟企業で中核といえる存在だ。Tポイント関連の契約は20年3月までで、すかいらーくは19年前半にも交渉をまとめたい考えだ。

ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のファミマもTポイントに加え、楽天とドコモの共通ポイントを導入する方向で調整している。コンビニ業界ではローソン三菱商事系のロイヤリティマーケティングが手掛ける「Ponta(ポンタ)」とdポイントに加盟しており、マルチポイントで先行している。電力小売りの完全自由化を受けて、大手電力会社も複数ポイントを導入している。

これまでは1社につき1つの共通ポイントという形で大まかにすみ分けができていたが、マルチポイントの時代になると、決済などを含めた総合力が問われるようになる。顧客はポイントだけでなく、決済などを組み合わせたトータルのお得感や利便性で来店先を決める傾向が強まるからだ。

現在、共通ポイントは、主にCCC、ロイヤリティマーケティング、楽天、ドコモの4陣営が競っている。CCCが03年にTポイントをいち早く始め、ロイヤリティマーケティングが10年に追随した。その後、楽天が14年、ドコモが15年に相次ぎ参入した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)

[日経 xTECH 2019年1月9日掲載]

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