2019年4月26日(金)

2040年の世界、豪雨と「乾期」が増加 海洋機構など

2019/1/10 0:00
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海洋研究開発機構や北海道大学などは、2040年ごろは世界で雨の降り方が極端に強まる一方で、雨が降らない日が長く続くようになるとの予測をまとめた。地球温暖化の国際枠組みであるパリ協定で定めた「2度未満」の目標を達成しても、異常気象は増えてしまう。米国の地球物理学専門誌に10日発表した。

スーパーコンピューターを使い、地球全体の気象をシミュレーション分析した。日本付近については約20キロメートルごとに細かく分けて計算すると、全国どの地域でも大雨の降り方が強くなり、平均すると一度の大雨による降水量は約10%増えた。

世界の各地域について雨期と乾期に分け、影響を予測した。1日に降る雨量は雨期に増えて乾期には減った。どちらでも続けて雨が降らない期間が長くなった。極端な大雨による水害と干ばつによる被害が起こりやすくなるという。

世界はこれまで温暖化を抑えるため、二酸化炭素(CO2)などの排出を減らす努力を続けてきた。シミュレーション結果によれば、それでも温暖化での被害は増えることになる。北大の佐藤友徳准教授は「温暖化による気候の変化に対応した社会を目指すべきだ」と話す。

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