ウナギ稚魚、今年も少なく 取引価格は前月比4割高
[有料会員限定]
ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲が低調だ。前年度(2017年11月~18年4月)は国内で約9トンの稚魚がとれたが、今年度はまだ300~400キロほど。土用の丑(うし)の日に出荷するには1月中に稚魚を確保する必要があり、養殖業者に焦りも出てきた。
日本で消費されるウナギの大半は養殖もの。日本のほか、中国や台湾など東アジアの海や河川に回遊してきた稚魚をとり、養殖池で太らせる。
昨年12月、千葉...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り556文字