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良品計画の19年2月期、経常益3%増に下振れ

2019/1/9 20:00
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生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画は9日、2019年2月期の連結経常利益が前期比3%増の473億円になる見通しだと発表した。従来予想を30億円下回る。海外は中国を中心に堅調だが、国内で主に家具の販売が振るわない。店舗の人件費やシステム投資も膨らみ、利益拡大のペースが鈍化している。

中国の販売は好調だが・・・(中国・四川省の店舗)

中国の販売は好調だが・・・(中国・四川省の店舗)

売上高にあたる営業収益は8%増の4093億円と、従来予想を150億円引き下げた。国内の販売の伸び悩みが株式市場で嫌気される可能性がある。一方、有価証券の売却による特別利益の計上で、純利益は23%増の370億円と37億円上方修正した。

国内の営業収益は1%増の2368億円(従来予想は7%増)、営業利益は8%減の264億円と3%増の従来予想から一転して減益となる。

衣料品や食品は好調だが、生活雑貨が苦戦している。毛布など冬物商品が低調だったほか、ソファなど大型家具が振るわない。今期値下げしたが、消費者の購入サイクルが長いこともあって販売の伸びが限られる。好調なニトリと競合する分野だが、同日記者会見した松崎暁社長は「家具は内部の施策に課題がある」と語り、細分化した商品開発を見直し、消費者の生活スタイルに合わせた体制づくりに取り組むとした。

国内店舗ではサービス向上を目的に人員を拡充しており、人件費増も負担となった。海外展開のための人材確保や、発注や在庫管理の改善に向けたシステム投資による費用も膨らんだ。

一方、海外は営業収益が19%増の1725億円、営業利益が27%増の204億円と従来予想を変えなかった。中国を中心とした東アジア事業は営業利益が22%増える。

中国では人気の化粧水でライセンス更新の遅れによる品切れが響き、既存店売上高は現地の直近決算の7~9月に4%減となった。ただ新規出店効果は大きく、昨年9月時点で246店にのぼる全店の売上高は同期間に11%増収を確保。中国では消費減速への懸念もくすぶるが、松崎社長は「景気の影響は受けておらず、今後は年40店ペースで積極出店していく」と強気の姿勢を示した。

同日発表した18年3~11月期の連結決算は営業収益が前年同期比9%増の3042億円、営業利益は4%増の348億円だった。海外事業の営業利益が41%増える半面、国内はファミリーマート向け取引の縮小も響いて10%減益だった。

純利益は30%増の303億円と6期連続で最高益だった。政策保有株の売却が寄与した。

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