2019年6月24日(月)

ソニー吉田社長「エンタメと技術の融合推進」 CESでアピール

2019/1/9 15:18
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【ラスベガス=比奈田悠佑】ソニーの吉田憲一郎社長は米国時間7日に開いた記者会見で、エンタメ事業とハードウエア技術の融合を推進する姿勢を明らかにした。「創造性と技術が組み合わさると、人を感動させるコンテンツやエンタメを創出できる」と話し、音楽や映画、ゲームなど各分野のクリエイターとの協業を進め、コンテンツ製作も含めたエンタメ関連ビジネスの競争力を高めるとした。

CESで記者会見するソニーの吉田社長(7日、米ラスベガス)=目良友樹撮影

米ラスベガスで開催中の「CES」で表明した。吉田氏はソニーを「クリエイティブ・エンターテイメント・カンパニー」と表し、エンタメ事業の重要性を強調。ソニーは映画や音楽製作に使うプロ向け機材から家庭で作品を楽しむテレビやプロジェクターなどを一貫して手がける。コンテンツ製作から配信まで、幅広い分野にこうした最新技術を導入する方針だ。

さらに、CESの記者会見では映画製作と音楽事業のトップが登壇し、コンテンツ重視の姿勢を鮮明にした。全方位からの音に包まれる音楽体験技術なども発表し、「新しい音楽体験を消費者に届ける」(音楽事業トップのロブ・ストリンガー氏)と新たな音楽ビジネスの実現に意欲を見せた。

ソニーがエンタメ事業の橋頭堡(きょうとうほ)を築いたのは、1968年の米CBSと合弁会社「CBSソニー」の設立。88年にCBSレコードを買収、89年には映画大手コロンビア・ピクチャーズを買収して事業を拡大してきた。エンタメ会社としても50年の歴史がある。

かつてエンタメ事業は、米ヘッジファンドのサード・ポイントに事業分割を要求された過去もある。だが、IT(情報技術)の進展を背景に、映画やゲームの製作にはデジタル技術との連携が欠かせなくなっている。ハードとの相乗効果も高い事業と改めて世界で印象づけ、コンテンツを成長領域の一角に据える。

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