米中協議が延長、3日目に 輸入拡大など詰め

2019/1/9 10:24
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【北京=原田逸策】米中両国政府は9日、北京市内で貿易問題を巡る3日目の協議に入った。当初予定は7~8日の2日間だったが、交渉の細部を詰めるために延長する。中国による米国産の農産物やエネルギーの輸入拡大などで交渉が進展している可能性がある。

米通商代表部(USTR)のゲリッシュ次席代表が率いる米交渉団は午前8時ごろに市内のホテルを出発した。米政府関係者は協議前に「中国から前向きな提案があれば日程を延長するかもしれない」と話しており、延長は協議進展のサインとも受け取れそうだ。

協議では中国が2018年12月の米中首脳会談で提案した1兆2千億ドル(約130兆円)の輸入拡大について、実現時期や対象品目を詰めているとみられる。中国の知的財産保護、技術移転の強制、国有企業への補助金など構造問題でも意見を交わしているようだ。

協議終了後に双方は結果を公表する見通し。その後、早ければ月内にも中国の劉鶴副首相が訪米し、USTRのライトハイザー代表らとの閣僚級協議に臨む。期限となる3月1日までに協議がまとまらなければ、米国は中国製品2千億ドル分への追加関税を引き上げる構えをみせている。

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