2019年3月26日(火)

ミャンマー政府、仏教徒武装勢力への反撃指示

東南アジア
2019/1/8 10:38
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【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー政府は7日、西部ラカイン州の仏教徒ラカイン族の少数民族武装勢力「アラカン軍」に対する反撃を治安部隊に指示したと明らかにした。同国の独立記念日だった4日、同州の警察署4カ所がアラカン軍の襲撃を受け、治安要員13人が死亡、9人が負傷した事件を受けた措置。

アウン・サン・スー・チー国家顧問は仏教徒武装勢力への対応に苦慮する=ロイター

ロイター通信によると、アウン・サン・スー・チー国家顧問は7日、治安分野の全権を握る国軍の幹部と会合を開いた。大統領府のゾー・テイ報道官は同日の記者会見で「大統領府は軍に対しテロリストに反撃するよう指示した」と述べた。

アラカン軍は自治権の拡大を求めてミャンマー政府と争う少数民族武装勢力の一つ。2018年12月から治安部隊との衝突が激化し、住民数千人が避難している。

国軍は同月、「和平推進のため」として武装勢力との戦闘を4月まで停止すると発表したが、ラカイン州は対象外とされていた。

ラカイン州では17年8月、イスラム系少数民族ロヒンギャの武装集団と治安部隊が衝突し、70万人以上が隣国バングラデシュに逃れた。アラカン軍が支配する地域はロヒンギャが住んでいた地域とは異なる。

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