米シアーズ、救済策まとまらず清算へ 欧米メディア報道

2019/1/8 4:26
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【ニューヨーク=河内真帆】米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を2018年10月に申請し、経営破綻した米小売業大手シアーズ・ホールディングスが会社清算に向かいそうだ。7日、欧米メディアが関係者の話として再建に向けた救済策がまとまらなかったと伝えた。120年を超える歴史を持ち、一時は米国最大の小売業だった老舗が消滅する公算が大きくなった。

シアーズの負債額は113億ドル(約1兆2200億円)。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙などによると、同社会長で前最高経営責任者(CEO)のエドワード・ランパート氏が、自らが率いるヘッジファンドを通じて44億ドル(約4778億円)で一部店舗などの資産を買い取る案を出したが、融資銀行団がこの案を拒否したという。会社側は情報を開示していない。

シアーズは時計販売店を前身に1893年に設立され、1900年代にチェーン展開に乗り出し、70年代には米最大の小売業となった。しかし、現在はディスカウントストアやアマゾン・ドット・コムなどに顧客を奪われ、低迷が続いている。

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