建設関連機械の技研製作所は7日、高知市の本社で2019年の初荷出荷式を開いた。同社独自のくい圧入機、サイレントパイラー計4台を青森県や熊本県などの土木施工会社に出荷した。同社は19年8月期に118台の販売を計画しており、24台が海外向け。
同社は現在1割台の海外売上高比率を将来は7割にする目標を掲げている。18年は米国やオランダの現地企業と提携した。今年は東南アジアや南アジアでの工法普及に力を入れるという。北村精男社長は「エンジニアリング会社として、新しい会社をつくっていきたい」と抱負を語った。