老化の解明最前線、米ワシントン大の今井教授に聞く
科学記者の目 編集委員 滝順一
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年をとって体の機能が落ちていく老化のプロセスは、脳や骨格筋、脂肪組織といった複数の臓器・組織の相互連関によって調節されていることがわかってきた。プロセスがわかれば、進行を遅らせる老化制御の道も見えてくる。この分野で世界をリードしてきた米ワシントン大学(ミズーリ州セントルイス)の今井真一郎教授に老化・寿命制御研究の最先端を聞いた。
――老化研究が世界で急テンポで進んでいるそうですね。
「日本は典型...
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