書店に入場料1500円 「体験型」で出版不況に挑む
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市場縮小に歯止めがかからない出版業界にあって、異例の書店が東京・六本木に開業した。映画館や博物館のように入場料を徴収し、「本を選ぶ豊かな時間」を過ごすための様々な付加価値をつけた新たな取り組みだ。雑誌や書籍の売り上げ減少で書店の閉店が相次ぐ中、単に本を売るだけの店舗ではなく体験型の施設として注目を集めている。
コーヒーと煎茶が飲み放題
うたい文句は「本と出会うための本屋」。青山ブックセンター六本...

モノやサービスの値段にまつわる「なぜ?」を様々な角度から掘り下げる連載。商品の種目ごとに細かく担当を受け持つ日経記者が、その担当の商品・サービスの値段の変化がなぜ起きたのか、日本だけでなく世界のトレンドまで鋭く切り込みます。