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トランプ氏、国境の壁は鉄製も 政府閉鎖問題で「譲歩」

【ワシントン=鳳山太成】米連邦予算の一部失効で政府機関の一部閉鎖が続く問題で、与野党は6日、トランプ大統領が予算計上を求める「国境の壁」建設費を巡って協議を続けた。トランプ氏は壁について「コンクリートではなく鉄製でもいい」と提案した。壁建設に反対する野党・民主党に一定の「譲歩」を初めて示した格好だが、民主が応じるかは不透明だ。

トランプ氏は視界を遮るコンクリート製の壁(左)ではなく「鉄製の柵」に傾いている(カリフォルニア州に設置した試作品)

トランプ氏は6日、記者団に「『鉄製の障壁を建てる』と言うよう側近に伝えた。(国境の向こう側が見えない)コンクリートよりも(鉄製の柵は)目立たないが強力だ。コンクリートが好きではないなら、鉄にする」と語った。これまでも壁を鉄製の柵にする案に触れてきたが、民主への妥協案として明確に示した。

米国とメキシコ国境には既に鉄製の柵があるが、高さ2~3メートルで人が簡単に乗り越えられる部分も多い。高くて人が乗り越えられない障害物に強化してトランプ氏は「壁を建てた」と主張する構えだ。マルバニー大統領首席補佐官代行は6日「(国境の向こう側が見えるオバマ前政権時代からの鉄柵にすれば)民主党は『トランプ氏は壁を建てていない』と言える」と指摘した。

ただ与野党が早期に妥協策を見いだせるかは不透明だ。トランプ氏は一方で「今後数日間の動き次第で、非常事態を宣言するかもしれない」と改めて言及した。議会承認を通さず壁建設を強行する案を持ち出して民主に譲歩を迫った。

政府機関の一部閉鎖が16日目に入った6日、ペンス副大統領など政権幹部や与野党の議会指導部は前日に続いて協議を開いた。トランプ氏はツイッターで「生産的な会議だった」と指摘した。

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