eスポーツ競技大会開催へ 東京都、2019年度で予算化
東京都はゲーム対戦競技「eスポーツ」の振興のため、2019年度に「東京都知事杯 eスポーツ競技大会(仮称)」を新たに開催することを決めた。大会経費の一部として、19年度予算案に5千万円を盛り込んだ。予算案の査定を進める小池百合子知事が6日、明らかにした。
18年のアジア大会で公開競技として採用されるなど成長著しいeスポーツを支援し、ゲームやアニメなどといった関連する分野での産業振興を目指す。
競技大会は2日間にわたって行う計画。共催か主催者への経費補助かといった都のかかわり方や、具体的な大会の時期や内容はeスポーツの関係者などと検討していく。大会エリアではeスポーツに関連する中小企業のブースも出展し、来場者にPRする。
小池知事はeスポーツが様々な産業に関係するとし、「大きな可能性を秘めている」と期待を込めた。