2019年2月20日(水)

仏で8週連続デモ、政府庁舎破壊し侵入 報道官ら避難

ヨーロッパ
2019/1/6 5:16
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【パリ=共同】フランスで5日、8週連続で行われたマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動の一斉デモの際、デモ関係者とみられる集団がパリの政府庁舎の扉を破壊して侵入、グリボー政府報道官(副大臣)らが避難する事態となった。

黄色いベスト運動のデモ隊に催涙ガスで応じる警官隊(5日、パリ)=共同

黄色いベスト運動のデモ隊に催涙ガスで応じる警官隊(5日、パリ)=共同

グリボー氏は4日に運動に関し「反乱や政府転覆を望む扇動行為」に転じていると非難していた。今回の事件を受け「狙われたのは私ではなく(フランス)共和国だ。許せない」と訴えた。

グリボー氏によると、侵入者は黄色いベストや黒ずくめの服装で、5日夕に扉を壊して庁舎内に侵入し、車も破壊した。

メディアによると、パリのデモでは参加者らが警察に投石し、警官隊が催涙ガスで応じたほか、路上でバイクや車が燃やされた。地方でも警察との衝突が相次いだ。デモに乗じた過激派の活動も指摘されるが、暴力行為を伴うデモの在り方を政府は強く批判している。

カスタネール内相によると、5日のデモの参加者は全国で約5万人。運動側は、年末の休暇時期で縮小したデモの勢いを年初に取り戻そうと図り、前週の昨年12月29日の約3万2千人、同22日の約3万8600人を上回った。

パリでは約3500人、南西部ボルドーはこれより多い約4600人が参加。いずれも前週の29日に比べ増加した。

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