2019年3月19日(火)

日産、上級幹部のムニョスCPO 通常業務外れる

ゴーン退場
自動車・機械
2019/1/5 13:32
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日産自動車のチーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)で中国事業を担当するホセ・ムニョス氏が、同社の通常業務から外れていることが5日明らかになった。日産広報によると「別の業務に専念する」としているが、詳細を明らかにしていない。日産では、昨年11月のカルロス・ゴーン元会長逮捕を受けて経営が混乱しており、上級幹部の突然の担当変更は波紋を呼びそうだ。

ムニョス氏は、日産のCPOとして収益性や経営効率性を管理する統括責任者も務める。日産の執行役員では西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)、商品企画を統括するチーフ・プランニング・オフィサー(CPLO)のフィリップ・クラン氏に続く幹部。

日産の収益源である北米と中国の統括担当を任されるなど、ゴーン元会長の信任が厚かった。元会長に近い上級幹部が職務を離れるのは今回が初めてとみられる。

海外事業や仏ルノーなどとの3社連合の業務では、ゴーン元会長の信任を得て抜てきされた幹部も多い。逮捕を契機に、今後も担当変更などが続く可能性がある。

ムニョス氏は14年から北米地域の統括責任者としてシェア拡大を柱とした拡販戦略を進めてきた。ただ販売台数を重視する同氏の戦略は過剰な値引き販売や新型車の投入遅れを招き、17年から続く北米地域での業績不振の要因となった。4月から担当する中国事業も市況悪化で足元の販売が減速しており、日産社内からは同氏の責任を問う声もあがっていた。

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