2019年3月23日(土)

JA全農、新潟県産米の輸出再開 1月末にも

北関東・信越
2019/1/4 22:00
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JA全農は4日、中国が輸入を停止していた新潟県産米の輸出を1月末にも再開すると発表した。上海で1トン分の県産コシヒカリを試験的に販売する。県産米の輸出は2018年11月に中国が輸入規制解除をした後、初めて。消費者の反応を見極めながら、現地での販路拡大を目指す。

JA全農の子会社の全農インターナショナル(東京・千代田)が県産米の輸出・販売を手がける。

9日に横浜港(横浜市)から出荷し、1月末にも日本産の食品を扱う上海のアンテナショップで1袋2キロ入りの県産コシヒカリ、500袋分の販売を始める。現地の消費者の反応のほか、中国での通関手続きの迅速性などを検証する狙いがあるとしている。

中国は11年の福島第1原発事故をきっかけに新潟や東北地方など10都県産のコメを含む全食品の輸入を停止していたが、18年11月に新潟県産米に限り輸入を解禁した。

JA全農によると、中国向けの県産米の輸出は07年度に始まり、10年度には77トンが輸出されていた。担当者は「原発事故は中国の消費者にとってまだまだセンシティブな問題。まずは少量輸出から始めて、商品の売れ行きを検証する」と話した。既存の販売網を生かし県産コシヒカリの拡販につなげたい考えだ。

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