2019年6月20日(木)

新潟県内トップ、変化を好機に 「挑戦」訴え

2019/1/4 22:00
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新潟県内の企業や自治体のトップは4日、従業員らに向けて新年の訓示を述べた。少子高齢化に伴う消費の停滞や米中貿易摩擦の悪化など市場環境が厳しさを増す中、変化を好機ととらえ、挑戦を促す声が目立った。

年頭あいさつに臨むコメリの捧雄一郎社長(4日、新潟市)

亀田製菓の田中通泰会長は「今年は内外の政治・経済情勢が荒れる様相にあり、消費マインドも盛り上がらないだろう」とみる。その上で「従業員一人ひとりが高い成長にチャレンジしてほしい」と奮起を求めた。

コメリの捧雄一郎社長は「昭和が過去になったように、平成も過去になる」と指摘。売り方も従来通りでなく「新しい時代に合わせた、より強いものに変えていこう」と呼びかけた。

第四北越フィナンシャルグループでは第四銀行の並木富士雄頭取が19年を「新時代開拓元年」と位置付けた。北越銀行との統合を成功に導くためにも「変化に果敢に挑戦し、新たな領域を開拓していこう」と語った。

大光銀行の古出哲彦頭取は昨年秋に新築した新本店について「地域密着を掲げる当行のシンボルだ」と強調。市場環境が不安定さを増す中、「自らが変化を作り出す強い意志を持ってほしい」と行員に挑戦を促した。

花角英世知事は「『住んでよし、訪れてよし』の新潟を実現するために、皆さんと一緒に具体的な肉付けを考えていきたい」と語った。防災対策の強化や交流人口の拡大などを改めて強調。「県民目線を忘れず、大胆かつ柔軟な姿勢で取り組んでほしい」と訴えた。

就任2カ月目の中原八一・新潟市長は5月に地元で開く20カ国・地域(G20)農相会合に触れ「食や芸妓(げいぎ)文化など、新潟ならではのおもてなしを国内外に発信する」と述べた。財政再建は厳しいが「組織や事業の見直しを徹底し、新年度予算案の編成に全力を注ぐ」と強調した。

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