博多駅周辺 再開発促す、福岡市が規制緩和 ハブ機能強化

2019/1/4 19:05
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福岡市は4日、JR博多駅(同市博多区)の周辺地区の再開発を促す政策を発表した。「博多コネクティッド」と称し、福岡空港や天神地区、博多港などウオーターフロント(WF)地区を結ぶ「ハブ機能」を強化する。規制緩和で老朽ビルの建て替えを促し、交通機能向上で回遊性を高め、にぎわいを創出する。

規制緩和の対象は博多駅から半径約500メートル、広さ約80ヘクタールのエリア。1975年以前に建てられた6階建て以上、延べ床面積3000平方メートル以上のビルが20棟程度あるとみられ、耐震性など防災機能向上が急務だった。

建て替えを促すため、国家戦略特区による航空法の高さ制限緩和と市独自の容積率緩和策を組み合わせる。同エリアは地盤面から約50メートルの高さに制限されているが、避雷針の伸びる60メートル程まで緩和するよう国と個別案件ごとに調整する方針。建物のセットバックなどに応じて加算する容積率の緩和は今後詰める。

博多駅の筑紫口駅前広場の再整備や天神地区につながる「はかた駅前通り」で歩行者天国などにぎわい創出策も検討する。具体的内容は春頃まとめる。博多駅とWF地区を結ぶ新交通システムの整備について、高島宗一郎市長は街をつなぐため「非常に重要な役割を果たす」と語った。市の検討委員会では経済性や輸送能力からロープウエーが高評価を得ている。

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