「時差ボケが心配」成田など帰国ラッシュ - 日本経済新聞
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「時差ボケが心配」成田など帰国ラッシュ

年末年始を海外で過ごした人たちの帰国が3日、ピークを迎え、成田空港の到着ロビーは朝から大きな荷物を抱えた人であふれた。4日の「仕事始め」に備え、家路を急ぐ人の姿が目立った。

さいたま市の女性会社員(28)は現地の医療機関で働く友人に会うため、6日間の日程でインドネシアの首都ジャカルタを訪れた。2018年12月22日にインドネシアのスンダ海峡で発生した津波の被災地からは遠いが、「友人は被災者の手当てもしていた。連日津波のニュースがテレビで伝えられ、被害の大きさを感じた」と振り返った。

家族4人で米ニューヨークのマンハッタンで年越しを迎えた田中博之さん(53)は「寒波を心配していたが、それほど寒くなく買い物を楽しめた」と満足げ。翌日の仕事を控え「時差ボケが心配だが、新たな気持ちで臨みたい」と話した。

成田国際空港会社によると、3日だけで4万9500人の帰国が見込まれる。日本航空全日空によると、主要な空港に向かう国内線も全便でほぼ満席だが、ピークは4~5日の見込み。

鉄道によるUターンは3日がピーク。JR各社によると、東海道新幹線の上りは自由席の乗車率が最大で140%で、指定席も予約段階でほぼ満席となった。東北新幹線の自由席の乗車率は盛岡発東京行きで180%に達し、上越新幹線の新潟発東京行きでは最大で180%だった。

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