2019年8月20日(火)

米探査機、史上最も遠い天体に到達 太陽から65億km
ニューホライズンズ、宇宙飛行13年で「ウルティマトゥーレ」に

2019/1/2 6:48
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【ワシントン=鳳山太成】米航空宇宙局(NASA)は1日、無人探査機「ニューホライズンズ」が人類の探査史上、最も遠い天体に到達することに成功したと発表した。宇宙を13年かけて飛行し、太陽から約65億キロメートル離れた天体「ウルティマトゥーレ」に接近した。太陽系の初期の姿をとどめているとみられ、太陽系の歴史解明につながる成果を期待している。

小惑星「ウルティマトゥーレ」(右)と無人探査機「ニューホライズンズ」の想像図=NASA提供・共同

小惑星「ウルティマトゥーレ」(右)と無人探査機「ニューホライズンズ」の想像図=NASA提供・共同

米東部時間1日未明(日本時間同日午後)に接近し、約10時間かけて探査機から地球に届けられた信号を確認した。高速で飛行する探査機が天体を通り過ぎるときに、約3500キロメートルまで近づいて高解像度カメラなどで観測した。詳細な撮影画像は数日後から地球に順次届いて公開される予定だ。

ウルティマトゥーレは長さ32キロメートルのピーナツ状の岩石天体とみられる。太陽系の最も外側を回る惑星の海王星よりもさらに遠い「カイパーベルト」と呼ばれる天体の密集地帯で14年に見つかった。

ニューホライズンズは地球を06年1月に出発した後、木星に接近するなどして太陽系の外側を目指した。15年には冥王星にも到達して地表を観測した。

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