3年ぶり下落、あだ花だった「米国株1強」
米州総局 宮本岳則
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2018年最後の取引日となった31日の米国株式市場は年末相場らしい落ち着いた展開をみせた。市場参加者が減るなか、年金基金による期末の大口買い観測がこの日も相場を支え、ダウ工業株30種平均は終日、前週末比プラス圏で推移した。トレーダーからは「ようやく一息つけた」といった声が漏れるほど、10月以降の相場は波乱の連続。米国株は3年ぶりに年間で下落となり、強気派の常とう句だった「米株1強」説はすっかり鳴...
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